【ブラウニーとガトーショコラの違い】実は多いチョコレートケーキ種類

ブラウニー（Brownie）で調べてみると

たまにスコットランドや北部イングランドで伝承されている妖精が出てくるよね

でおなじみパウンドケーキ屋店主です。

【ブラウニーとフェアリーの違い】

いやー

ブラウニー

私にもかつて

ブラウンという仲間がおりました

今はどこで何をしているのでしょうか

きっと未だに

頭に布を被り

手には木槌を持っている気がします

人懐っこい良い子でした。

で

これを書いていて思ったのですが

妖精や小人

世界中どこにでも

こういった伝説みたいなのってありますよね。

そして

フェアリー（Fairy）

これほど幅広く曖昧に使われている言葉は

他にないようにも思われます

それこそケーキ（cake）と同じ位にです。

日本で言う妖精とは

少しニュアンスが違う気もしますが

エルフやゴブリン

ホビット

北欧だとトロールやエルフ

ピクシーなど

その種類は実に様々です。

皆様にも

聞き覚えがあるものも

多少はあるのではないでしょうか。

映画や小説などにも

たまに出てきますからね。

そこに入っているひとつが

ブラウニー

北欧ではとても有名みたいです。

こういった類いの伝説で

伝承されているフェアリー達には

わりと似ている特徴があったりします。

興味深いのは

なぜ全世界共通しているのか

ですね。

お決まりといって

一括りにするのはアレですが

イタズラ好きだったり

民家に住み着いてその家を栄えさせる

とか

大体がまあそんな感じです。

ブラウニーの面白いところは

大きくなるとサンタクロースになる

という所でしょうか。

ここまで来ると

もう言った者勝ちですね。

こういったフェアリーは

日本語でいう

小人、妖怪、竜、仙女、魔女

こういったものにあたるらしいです。

ブラウニーなんかは日本の座敷わらしに近い気がします。

ではなぜ

西洋の神話や伝説に登場するこのフェアリーの話が

世界的に似たりするという奇跡が起こるのか

これには現在も多くの学者さん達の間で

真剣に研究がされているようです。

宗教や偶像崇拝、その地域での英雄伝説の伝承

他にも色々な伝承神話が重なり合って

誕生したものであることはほぼ間違いないでしょうけどね。

さあここで

あなたは一体何を書いているの？

そう思った方も

いるかもしれません

それはそうです

なぜなら筆者が今

真っ先にそう思ったからです。

【ブラウニーとガトーショコラの違いは簡単？】

以前に

【しよこらあと】と『しょくらあと』チョコレートの歴史と材料とカカオマス
↓
https://mipoundtokyo.com/poundcakeblog/1899/

といった記事を書かせていただいたのですが

この時代の話よりも

かなり先に進んだものが今回のテーマになっていると思っていて

ではまず

ブラウニーとガトーショコラに違いがあるのか？

ここですが

違いはわりと明確にあります。

ガトーショコラ（Gâteau au chocolat）

フランス語ですね。

フランスではチョコレートケーキ全般を指す言葉です。

ガトーは「焼く」

ショコラは「チョコレート」

という意味。

つまり「焼きチョコレート」

とこうなります。

それに対し

ブラウニーはアメリカ生まれ。

ブラウニー（Brownie）

チョコレート色を指す「ブラウン」から始まり

1893年に開催されたシカゴ万国博覧会において初めて出された物が起源と言われています。

シカゴにあったホテルのシェフが

「万博に参加する女性のために、スモールサイズでどこででも取り出して気軽に口に入れられるようなスイーツが欲しい」

と

そこのホテル創業者の奥様にお願いされて考案したとされています。

現在もナッツ類をたっぷり入れるのは、オリジナルレシピからの伝統のようですね。

ということで

ガトーショコラはフランス

ブラウニーはアメリカなど

ブラウニーとガトーショコラの違い

実は意外に簡単だったりします。

【ブラウニーとガトーショコラの違いはタマゴ？形？】

そして

ブラウニーとガトーショコラの違い

この比較で頻繁に挙げられるのは

卵の使い方です

ガトーショコラはまず卵黄と卵白で分けます。

卵白でメレンゲを作るので

濃厚ながらふんわりしっとりに仕上がるのが特徴です。

比べてブラウニーは全卵を生地に混ぜ込むため

ケーキとクッキーの中間くらいの食感で

ガトーショコラに比べるとザックリしっとりとなります。

次は形

ガトーショコラ　ホールケーキ型

ブラウニー　平たく焼いて四角（正方形や長方形）

これらが区別する時によく使われます。

【ブラウニーとガトーショコラの違い】まとめ

そして

どちらの方が焼き上がるまでに面倒かというと

ガトーショコラです。

ブラウニーがめちゃくちゃ有名なのは

クッキーと並び

作り方がほぼ

入れて、混ぜて、焼く

とこんな感じなのも背景にあると思います。

ホームメイドお菓子クッキングの王様みたいな顔をして

今日もどっしりとその王座で足を組んでいます。

やたらと色々な材料を入れがちなのもブラウニーですね。

そもそもガトーショコラは

上記にも書きましたが

総じて

「焼きチョコレート」

という意味ですので

これがガトーショコラという商品だよ

と

日本のそれとは同じにはならない気もします。

例えばガトーショコラの中のひとつに

フォンダン・オ・ショコラ（fondant au chocolat）

も入ってるといった感じでしょうか。

あのスプーンやフォークを入れると中からチョコレートが溢れ出てくるあれです。

フォンダンには「溶ける」という意味がありますので

溶け出す

と

こう表現した方がこの場合には適切かもしれませんね。

正直にいうと

もうどちらでもいいから今すぐに食べたい

ってパウンドケーキ食べながら思いました。

外にも出られずストレスが多い事かと存じますが
こんな時だからこそ
大事な方との時間を大切にしつつ
くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

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