【ヴァンパイアとドラキュラは違う？】実在するの？
八重歯ってなんだか魅力的に見える
でおなじみパウンドケーキ屋店主です。
さて
皆さんは
電車に乗ったことってありますかね？
誰でもではないかもしれませんが
大体の日本人は一度は使ったことがあると思うのです。
電車には
通学
通勤
逃亡
など
様々な用途が存在します。
そして
その空間には
色々な方が集まっているので
変わった事件が起こったりもします。
ただこれは
たまに電車を使う人
ほぼ毎日電車を使う人
この違いにより
そういった変わった人間、変わった出来事と
出会う確率はかなり違ってきてしまいますので
もしかしたら経験したことのない方も多いかもしれません。
今はそうでもないのですが
僕もほぼ毎日同じ時間帯で
電車を使っていた時期がありますので
変わった人を見かけた経験があります。
いくつかあるので
そのうち印象に残っているものを
今ここに書き記していこうと思います。
【ヴァンパイアとドラキュラは違う？】実在するの？
まず僕が
真っ先に思い浮かんだのは
「お菓子男」です。
皆さんはドラキュラってご存じですか？
そうです
あの
アイルランド人作家
ブラム・ストーカーさんの作品で
おなじみの
ドラキュラです。
ちなみに
日本でドラキュラというと
あの黒めのマントに包まれて
人の血を吸うのが
ドラキュラと認知されていますが
その子は
ヴァンパイアと呼ぶのが正式らしいです。
ドラキュラというのはルーマニア語で
竜の子を意味し
竜は悪魔だということから
ごっちゃになっているみたいですね。
正式にとか
うるせーよ
と
頭に血が上った方も
いるとは思いますが
ここはまあ
いったん落ち着きましょう
吸われちゃうかもしれませんので
血を
【ヴァンパイアとドラキュラは違う？】正体は？
そもそもストーカーが書いた
作品ですしね。
そうです
つきまとわれたら困るでしょう
だから忘れてください
ですので
ここではあえて
ドラキュラと呼びます。
なぜかというと
僕が
あの血を吸うやつの事を
ヴァンパイアと呼んだことがないからです
ヴァンパイアなんて
僕の人生で
おそらく２回程度しか
口にしたことがないと思います。
対してドラキュラと
口に出した数は
ちょうど６４０００回位あります
ありがとうございます
ちなみに僕の人生で
一番初めにドラキュラという存在を認識したのは
７つのボール集めるアニメか
ムチを使うファミコンソフト
だったと思います。
さて
話が逸れましたが
なぜこの話をしたのかというと
僕は見てしまったのです
千代田線の電車内にて・・
【ヴァンパイアとドラキュラは違う？】実在するの？
先程も書いた通り
僕自身
大体毎日同じ時間に
同じ電車を使うといった
時期を過ごしたことがある。
その男は初見から
ただならぬ空気をまとっていて
彼の手には
白いビニール袋がいつもぶらさがっていた。
中身は今にも溢れ出しそうな位の
スナック菓子
チョコレート
菓子パン
などが詰め込まれていて
その中には
mipoundtokyoのパウンドケーキ
は含まれてはいなかったが
異様な光景に思わせてくれるには
十分過ぎるくらいだった。
彼はホームで電車を待つ間も
乗車した後にも
狂ったように
次々と袋から取り出しては
お菓子を食べ続けた。
年齢は３０歳前後だと思うのだが
２０歳にも４０歳にも見える。
少しだけ細身で短髪
眼鏡もかけていた。
黒いマントではなく
ベージュのトレンチコートだ。
周りの人々は
その男を
光景を
まるで日常のように受け入れている気がして
そのことがよりいっそう気持ち悪さをひきたてる。
無心で
食べ続けていなければ
自分は消滅する
そんな目をした男を
僕は見た時に
なぜかドラキュラを思い出した。
現代の人間とは思えなかった。
袋の中からなぜかいつもはみ出している
メロンパンが気になった。
でも話してみたら
意外に良いやつなのかもしれない
そう思い
話しかければ良かったのだが
逆にこっちが気持ち悪いやつになりそうなので
止めておいた。
今となっては
その事が
正しい判断だったのかどうかは
難しいが
「あのー・・いつも甘いもの食べてますよね？失礼ですがドラキュラですか？」
・・答えは分かりません。
でもあのお菓子の代わりが
もし人の血だとすれば
彼はきっと
それはそれは生きづらいだろうな、と
心でそう思ってみた。
【ヴァンパイアとドラキュラは違う？】ヒロインにはなれない
あともう一人
別で思い出した人。
電車の中を
車両から次の車両へと
それもど真ん中を
まっすぐに歩いて
突破してきた女性がいた。
直進行軍でもやらされているのか
たいそう不機嫌な表情。
僕は窓側を向きながら
本を読みながら立っていて
背中に鈍い衝撃を受けた後
すぐに振り向いたのだが
２０代中頃の幼い横顔は
すぐに後姿へと変わり
かなりの速度で僕から離れていき
当然立っている乗客に
肩や腕がぶつかりまくっていた。
不定期に
「いて」
「おい」
「こらちょっと待て」
という声が遠くから聞こえた。
金髪でカジュアルな服装のその女性は
まるで自身が
漫画や映画のヒロインかのように
振る舞っているように映り
そこで僕は
自分の中にあったひとつの疑問に対し
答えを導き出した。
これは結構感じた事がある人も
多いかなという気もするのですが
昔から
ドラマ、映画で
ちょっとこの役どころにこの人なの？
と感じてしまう事は皆それぞれにあると思うのだが
そういう場面というのは
大概が
美人（美男子）の役をあまり美人でない人がやるよりも
美人ではない役をやる美人の方が違和感が強い
というものなのです。
そして僕はこの件で
映像などで容姿が整った人材を集めている意味が
少し分かったような気がした
人材によっては全く絵にならないからだ
【ヴァンパイアとドラキュラは違う？】仁王立ちおじさん
あとこれは
電車内視点からのお話
駅に止まり
ドアが開いて
降りる人が大勢いるのにも関わらず
車内中央に仁王立ちで君臨し
ドアの真ん中に立ち続けるおじさん
外に出たい乗客からすれば当然邪魔なわけです。
ですがその仁王立ちおじさんは
押し出されないように踏ん張ります。
ドアの前の方にいた人達が
後から外に出ようとしている人達に
押されていき
その後ろ集団の中の一人が
そんなに押されているようには見えなかったが
仁王にひどく当たっていった。
わざとかどうかは分かりませんが
おじさんの体はそれを皮切りに
徐々に外へと流れだし
一度はドアの上部を掴むが
抵抗も虚しく押し出され
溺れているようにも見え
その光景は
まるで海のようだと感じた。
ドラキュラ、ヒロイン、仁王
それぞれの人生を
ドキュメンタリー映像化して欲しいな
ってパウンドケーキ食べながら思いました。
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