【ハーフ差別とダブル】どれがNGでどう違うの？
高校サッカーで
ロングスローのあるチームが多いのはさておき
それよりもダブルの選手が多くて
時代を感じる
でおなじみパウンドケーキ屋店主です。
いやー
本当に
面白かったですね
第99回全国高校サッカー選手権大会
決勝なんて
特に凄かったです。
山梨学院 vs 青森山田
なんというか
特にどこを応援するわけでもなく
ふんわり観戦していたわけですが
しばらく負けていない青森山田が
優勝候補に挙げられていて
山梨学院が挑戦者
みたいな雰囲気が出来上がる中
試合が始まりました。
完全な主観で言うと
確かに青森山田の方が個々のレベルも高く
予想通り
ボール支配率も強め
そんな中
先にゴールネットを揺らしたのは山梨
しかし
先制されながらも
王者は王者らしく落ち着いて試合を進め
まずは同点
そして逆転
雰囲気的に
やはり青森か
大多数がそう思った中
試合終了の時間が近づいたところで
なんと
少ないチャンスをものにして
山梨が同点とします
これでスコアは
2－2
まるで
映画やドラマのようだなと
【主人公のチーム VS 絶対的な王者チーム】
この図式が成り立ったところで
勝負は決まったようなものだったのかもしれません
（冗談ですよ）
【性格が良い人の逆転劇・ドラマは起こらない？】
結果は山梨学院の勝利
もちろん
例えばですが
日常では
絵に描いたような逆転劇や
必ずしも性格悪い人が悪役だったり
またその性格の悪い人が
最後には性格の良い正義っぽい人にやられたりなど
こういった出来事は
中々に起こりません
だからこそドラマになるのです。
嫌な上司に鉄槌をかましてくれる正義の味方も
恋愛に鈍感過ぎる主人公も
四天王なんて呼ばれている人間も
「あいつは四天王の中でも最弱」なんて言われるシーンも
まあ見ないでしょう。
現実ですと
追い詰められたとしても
奇跡なんぞは願わずに
それぞれに今までの経験から
自分自身で解決する事となると思います。
ですが
なーんか良いではないですか
信じてみても
舞台は全国大会決勝
いざ準備は整って
逆転する道筋が見えて
夢の全国優勝という
ドラマが待ち受けていても。
皆さん
考えてみて下さい
自分の高校生活を
僕でいうと
高校スポーツの思い出なんて
三年の夏の大会
体力が続かず
試合中に倒れ込み
当時の一年生に
ポカリを買いに行かせて
涙した記憶位しかありませんからね
買ってきてくれた後輩には
心配される始末
そのポカリのフタもなかなか開かないし
握力なし男（あくりょくなしお）
ポカリ先輩
なんて陰で言われていたかもしれません
今思い返してみても
ロクな高校生活ではありませんでした。
つい言葉にしてしまいそうです
なぜオレはあんな無駄な時間を・・と
【ダブル・ハーフ・ミックス、、どれ？】
さて冒頭でも少し触れましたが
本当にダブルの選手が増えてきました
20年前には
たまには見かけるが
1学年に1人いるかいないか位でしたので
まだ珍しい感じでした。
で
さっきからダブルって何？
こう思った人も多いと思います
おそらく
ビリヤニ程度の知名度しかないですものね
日本では主にハーフと呼ばれています
ですが
現在
ハーフだと人間として半分、半人前という差別が感じられるから
という理由で
ハーフではなく
ダブル（double）という呼び名が推奨されています
海外だと
ハーフ（Half）
これを使うと訴えられる場合があります
ダブルだと両方なのでこっちのが良い
とされるようです
でもミックス（mix）は動物のようだからダメらしいです
そう呼ばれて怒り出す人もいます
これに関しては
僕自身が純血日本人ですので
あれなのですが
要は
ハーフとかミックスとか呼ばれている人達を
ダブルと呼べばOKという簡単な事ですよね。
正直
日本にずっといる人は（年齢が上になるにつれ）
ハーフで定着してしまっていて
そして
そういう人達が使うハーフという言葉に
悪意はないと思うのです
ハーフタレント
なんてTVでも言われていますものね
今更ダブルと呼ぶ方が違和感あるし面倒だし分かりづらい
こういった意見もあるでしょう
だがしかし
呼ばれて嫌だという人がいる限り
逆に面倒なので
もうダブルと呼んでしまいましょうよ
とか思うわけです。
これって僕が
高校で部活に入ったばかりの頃
中学MVP
略してMVPと先輩達から呼ばれていた事に
苛立っていた
あの感覚と同じ気がします
若気の至りです
それはまあ体育館にも行かなくなりますよね
【ハーフ（ダブル）は羨ましいけどそういうことではない】
ということで
これも個人的な意見ですが
言う方も気をつけて
言われる方も悪気はないのだと
互いに頭に入れておけば
自然と良い方向にいくのではと
勝手に思いました。
しかし誤解を恐れずに言えば
ハーフ（ダブル）ってなんか格好良いイメージですけどね
ハーフ（ダブル）のスポーツ選手の代表格でいうと
ダルビッシュ有さん
大坂なおみさん
八村塁さん
言い出すとキリがないくらいに
世界で活躍しているハーフ（ダブル）の方は多いですし
やはり身体能力も高い人が多い気もします。
もちろん
そういうことではないというのは
重々承知でございますが
例えば
日本ですと増えてきたとはいえ
まだ珍しいので
会話にしやすいですし
2つの言語を覚えやすい
海外に行きやすい
無償でこのような特典がついてくる
こう考えてしまうのは
やはり
自分自身が
その立場にないからなのでしょうか
いや
きっとそうなのでしょう
大多数の中に
違うものが混ざれば
必要以上に目を向けられますから
苦労がないわけないですものね
要はその立場にならないと分からないということです。
去年あたりから
新しくお会いする方に
「え？あのネットでしか売っていないパウンドケーキの」
なんて
稀に言われたりもするように
ようやくなってきまして
そういう時って
嬉しいのはもちろんですが
なぜか照れ臭くもありますよね
どの位に照れ臭いのかというと
たまに高校時代の後輩たちと飲みに行った時に
「オレたちもまぜてくれよ」
「オレはなそれをブッ壊しに来たんだよ」
と激しいイジリをされるのと同じくらいに照れ臭いのです。
あー
元気かな
赤木
ってパウンドケーキ食べながら思いました
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