和栗 国産 栗のパウンドケーキ 世界の栗祭り マロン

栗とマロンの違い『世界各国の栗祭り』


マロンは英語じゃなくてフランス語

でおなじみパウンドケーキ屋店主です。

いやー

だまされてましたね

ピーマンが英語だとGreen pepperなの?

そんな感じでしょうか

ホッチキスもStaplerなの?

なんなの一体・・

いや

ちょっと待って下さい

そもそも騙されていたのでしょうか

誰に

どうして

何が真実なのか

皆さん

安心して下さい

この世は実は仮想現実なのです

昨日にマトなんとかって映画を観たと言っていた

信頼できる友人が言っていたので間違いないです

ではそんな中

今日は現実的に栗の話をしていきましょう

【栗・モンブラン?マロン?】

和栗 パウンドケーキ専門店 栗のパウンドケーキ 世界の栗祭り マロン
和栗 パウンドケーキ専門店 栗のパウンドケーキ 世界の栗祭り マロン

いやー

美味しいですよね

秋の味覚といえばランキングで

毎年上位に来ることは間違いないでしょう。

日本で洋菓子屋さんなどではマロンと一般的に呼ばれているので

英語と思っていた人も多いのではないでしょうか

私も昔はそう思っていました

マロンクリーム

美味しいですよね

思い浮かべただけで

もう美味しそうですものね

フランスではクレーム・ド・マロン(crème de marrons)

と呼ばれていて

ペーストやジャムのような感じでどこでも販売しています

瓶や缶などに入ったりしていますね

これはちょっとした雑学ですが

モンブランは栗とあまり関係が無いようです

モンブランが栗を使ったケーキというイメージが付いたのは

日本で最初にモンブランを作った洋菓子店のパティシエが

栗を使用したモンブランを作ったからだと言われています

【世界の栗・マロン・生産量】

和栗 パウンドケーキ専門店 栗のパウンドケーキ 世界の栗祭り マロングラッセ
和栗 パウンドケーキ専門店 栗のパウンドケーキ 世界の栗祭り マロングラッセ

では栗の生産量

国別に調べると

我らの国

日本はいったい何位なのでしょう

7位~9位

その年によって若干変動しますが

大体いつもこの辺です

そして圧倒的にこの栗界(マロンワールド)では

中国が他の国とは比較にならないくらいに作っています

日本でも天津甘栗なんて有名ですね

中国では天津甘栗ではなく

「糖炒栗子」「炒栗子」

などと呼ばれていて北京の名物らしいです

中国で板栗と称されるシナグリ(通称チュウゴクグリ)は

日本の栗(通称ニホングリ)よりも渋皮が食用部分にくっつかないので

煎ったものを手や器具でむいて食べるのが簡単で

露店やお祭りなどで焼き栗として売っているのをよく見かけますね

じいちゃんの家に行くとよく置いてありました

なつかしいです。

マロンの語源やらなんやらを調べてみましたが

トチノキ科の木であるマロニエの実から由来

だが本当か?

食べられたのか?

など疑問や色々な説があるようで

そこは割愛させていただきます

和名の栗(クリ)の呼び名に関しても諸説あるようでここでも謎です

ただ面白いというかなんというか

日本では縄文時代初期から栽培されていた

らしいです

すごいですよね

なんとなく昔からあったといわれても妙に納得してしまうというか

日本で栗は縄文時代初期から食用に利用されていただけではなく

建築材、木具材として極めて重要な樹木で

それぞれの地方で自生し古くから栽培されてきたようです

ちなみにフランス菓子のマロングラッセ(Marron glacé)

栗を砂糖漬けにした菓子として有名ですが

そのフランスの栗の生産量は一体どの位なのでしょうか

・・

世界で11位

なんとも言えない順位です

意外と知られてないですが

実はイタリアの方が栗の生産量が多いので

フランスのお菓子で使う栗はイタリア産が多かったりもします

もしかしたらヨーロッパで栗といえば

フランスよりもイタリア

こんなイメージの方が多いのかも知れません

イタリアでは栗の事を

「カスターニャ」

そして大粒の栗を

「マローネ」と使い分けて呼んでいます

日本のように古くから愛されている食材で

古代ローマ時代では栗は主食であったりもしました

カスターニャは主にパンや菓子などに使われます

これに関して言えばイタリアに限ったことではないですが

砂糖に漬けたり

ジャムなどペースト状にしたりして

保存に効く状態によくされますね

また大粒のマローネはマロングラッセなどの材料となります

イタリアでもそのままマロングラッセという名称で呼ばれています

更には

イタリアには栗祭りというものが存在し

マラッディ(Marradi)という村で毎年10月に栗祭りが行われます

焼き栗

栗を使った栗のジャムの販売

栗ケーキや栗クッキー

マロングラッセなど

さまざまな栗料理を楽しめるお祭りです

栗以外にも村で採れたキノコなど

秋の食材を使った郷土料理を満喫できて

イタリアの秋の味覚を楽しみながら

素敵な時間が過ごせそうですね

【世界の栗祭り・フランス・イタリア・スペイン】

和栗 パウンドケーキ専門店 栗のパウンドケーキ 世界の栗祭り マロン 国産栗
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ではフランスにはないのでしょうか

栗祭り

・・

もちろんあります

フランスの栗祭り

コロブリエール(Collobrières)

南仏の田舎の小さな村で

栗で有名なこの村に世界中から観光客がやってきます

開催時期はやはり10月

何千人と集まるこの村にとっての一大イベント

世界中から栗を愛する人達が集まります

私は訪れたことがないのですが

写真を見る感じ

かなり楽しそうです

近隣の国から音楽団なども来て

雰囲気を一段と盛り上げてくれるそう

一度は行ってみたいですね。

ところで

思ったことがあります

スペインにもあるのでは?

・・やはり開催されていました。

カタルーニャ地方でカスタニャーダ(Castanyada)という栗祭りが

毎年10月31日の夜に行われていて

カタルーニャでは栗が秋のイメージとしてあるらしく

秋の味覚を楽しむ祭りのようです

子供達は学校で栗の絵を描いたり

栗祭りの歌を練習したり

そして31日の夕方から子供達は近所のおばあちゃんの家に行って

栗の音楽を歌い

おばあちゃんが焼いた栗をもらいます

トマト祭り(La Tomatina)のように

栗を投げつけるイベントではなくて

心から安心しました

【世界の栗祭り・ヨーロッパ】まとめ

和栗 パウンドケーキ専門店 栗のパウンドケーキ 世界の栗祭り マロン フランス イタリア
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読んでいただいても分かるように

もしかしたら世界中でこの時期に

栗祭りは開催されているのかも知れませんね

知識がないだけで

残念な事に時期的に

ハロウィーン(Halloween)に主役を奪われがちですが

きっと負けないくらいに

素敵なイベントになる思うので

ぜひ日本各地でも開催してほしいお祭りです

人生

どこかで一度

10月の数日間を

ヨーロッパの栗祭りに当ててみても

面白いかもしれませんね

ですが結局

ドイツでビールを飲んでいる

なんていうのは

それはそれで幸せなのでしょう

ってパウンドケーキ食べながら思いました

和栗 パウンドケーキ専門店 栗のパウンドケーキ 世界の栗祭り マロン フランス イタリア スペイン
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