【オリーブオイルの種類】ピュアとエクストラバージンの違いって何？

オリーブオイルの話になると

クレオパトラが美容でも愛用してたみたい

みたいに言う人が出てくるけど

「あのクレオパトラさんが！？」

ってなる人あまりいない気がする

でおなじみパウンドケーキ屋店主です。

いやー

オリーブオイル

私も大好きです。

おっと

ニューヨーク出身の大変美人な29歳でおなじみ

ポパイさんの彼女の事ではないですよ

ほうれん草も出てきません

ってことで

今回はこの魅惑のオイルについて

書かせていただきます。

【オリーブオイルの生産地と作り方】

・オリーブオイルの生産地

ヨーロッパ（主に地中海に面した地域）

特にスペイン イタリア ギリシャ など

スペインとイタリアだけで

世界の半分以上を占めております。

ちなみに私もマドリードに住んでいるときに

好きになりました

というよりも

それまでに

食に使用する油に関して

あまり考えてこなかったというのが

正直なところです。

・オリーブオイルの作り方

オリーブオイルの優秀なところのひとつに

常温でもそのまま潰せばオイルが出来る

というのがあります。

昔のやり方だと

石臼などの道具を使って

ゴリゴリに果実をすり潰して

オイルを抽出する

という製法でしたが

さすがに時間がかかるので

現代では機械を使って作業をするのがほとんどです。

他の食用オイル

例えば

お米からやトウモロコシからだったり

他にも

ゴマ

大豆

ナッツ類だと

アーモンドやヘーゼルナッツ、ピスタチオ

植物などでいうと

ひまわりや菜種

細かく調べると

もっとたくさんの種類が出てきますが

果たしてお米や植物や豆などから

ただ軽く絞った程度で

油を大量に取れると想像出来るでしょうか

もちろん答えは

・・取れません

ということで

ここだけピックアップしてみても

やはりオリーブオイルは優秀と

言わざるを得ない気がします。

【オリーブオイルは本物？日本のオリーブオイルは世界基準ではない？】

・色々なオリーブオイルがあるけどどれが本物なの？

ヴァージンオリーブオイル

エクストラ・ヴァージンオリーブオイル

ピュアオリーブオイル

日本のスーパーマーケットなどでもよく見かける

このオリーブオイルちゃん達ですが

とりあえず先に

これを伝えさせていただきます。

『日本のオリーブオイルは世界基準のものではない』

はい

実はそうなのです。

国際オリーブ理事会（International Olive Council）

というものがあるのですが

日本はこれに加盟しておりません。

日本農林規格（JAS規格）

JASマークは皆さん見たことあると思いますが

日本のオリーブオイルはこの規格により販売されております。

つまり

オリーブオイルに関して日本は

世界基準に比べると

かなり寛容な規格になっていて

オリーブオイル界では選ばれし称号の

エクストラ・ヴァージンオリーブオイル（Extra virgin olive oil）

これをわりと簡単に名乗れてしまうのです。

勘違いしてほしくはないので

一応記載しておきますが

結局

食とは

好みの問題ですので

今回の記事で

日本のオイルが劣っている

日本のオイルの方が不味い

こう伝えているわけではないことはご理解下さい

まあ品質は決して悪くはないと思いますが

JAS規格だと

質の低いオリーブオイルに

高品質のものを少し混ぜれば

質の高いオリーブに大変身出来てしまいます。

本場の国でもかなり希少なオイルの称号

せっかくならば

使えるならば使ってしまおうといった魂胆が見えますね。

更に

質の悪い精製したオイルを

そこそこのオリーブオイルとブレンドして

ピュアオリーブオイルと名付けているところも

どうかと思います。

だって

ピュア

・・

高品質っぽいではないですか。

なんだよ

ふざけんなよ

とか思う方もいるかもしれませんが

そんなお客様に朗報です

【日本にもある世界基準エクストラ・ヴァージンオリーブオイル】

実は

日本でもきちんと世界基準（国際オリーブ理事会）規格をわざわざ満たして

エクストラ・ヴァージンオリーブオイル（Extra virgin olive oil）を

名乗っているところもございます

なんか好感が持てますね。

有名なところでいうと

【BOSCO　ボスコ エキストラバージン オリーブオイル】

や

意外に知られていないところでいうと

【イタリアンワイン＆カフェレストラン サイゼリヤ】

庶民の味方

サイゼリヤのレジで購入できるオリーブオイル

このあたりのものは本物といって良いのではないでしょうか。

で

色々と書きましたが

そのまま飲んだり

美容などで使用する場合

世界基準のエクストラ・ヴァージンオリーブオイルが

間違いなく良いと思いますが

食用ですと

物によって

香りの強さや味が

かなり違ってくるので

料理の用途により変えながら

好みのオリーブオイルを

探し出していければ良いのかなと。

例えば

いくら高品質で高価でも

香りが強すぎるから苦手だったり

近所のパン屋さんや定食屋さんでも

「私はあそこの人気店よりも、ここのお店の安っぽい味が好きなの」

など

その感覚と同じかもしれませんね。

【オリーブオイルの種類】ピュアとエクストラバージンの違いまとめ

以前に書かせていただいた

『バター』『マーガリン』の違い【マーガリンは体に悪いはウソ！？】
↓
https://mipoundtokyo.com/poundcakeblog/1916/

ここにも載せましたが

要は

好みであり

何事も取り過ぎややり過ぎ

これらには

様々なメリットやデメリットが

当然のように存在しますよ

といったものに

近いのかもしれません。

ちなみにサラダ油（というか植物性油全般）ですが

コレステロール０（ゼロ）との表記

そもそもこれって動物性の中に含まれる物質ですので

それは当たり前だろうと

ツッコミたくもなるのですが

これにはさすがに

この情報を知らない人に対して

かなり悪質な気もしなくもないといえばウソになるというか

そういったものは止めた方が良い気がするような気分と言いますか

確かにウソはついていませんけど

そもそも嘘つきはドロボーの始まりって言葉があるけど

皆の心が温まるような優しいウソの場合はどうなるのかなー

というかなんというか

ってパウンドケーキ食べながら思いました

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